without you

軽い別れ話を繰り返し言葉が事実になってしまった。大切なものだったはずなのに、相手にとっても僕にとっても。
いつも自分勝手だと罵倒された。心がいつも独りきりだったんだよ。彼女のすべてに憧れていた。彼女が太陽であったなら僕は月だったろう。
しかし憧れはいつまでも憧れに過ぎずいつしか太陽はみえなくなってしまった。確信犯だった。みえないふりをしたんだ。みえないふりをしてたはずなのに本当になくなってしまった。
今思うことは、あれは本当に大切なものだったのかな。最初から、そして最後まで。
今日はゆっくり眠ろう。外から聞こえるトラックの音は少し耳障りだけど、今日ぐらいはいい夢を。もしも神様が同情をくれるのならば。