2007-01-01から1年間の記事一覧

自己効力感(self-efficacy)

−ある事象に対し自分が達成できるか否か。 達成できると思う場合は自己効力感が高いといい、達成できないと思うことを自己効力感が低いという。 言葉は定義を理解すると意識におかれる。そして自分を客観的に見た場合にそれを強く意識する。高い−低いといっ…

気づいてしまった。本質が違うものは決してわかりあえないということを。憧れは対等ではないことを。絶望が胸に帰ってきた、そんな気分だ。居心地がいいのならいつまでも僕を闇に引き留めていて欲しい。まぶしいのはやっぱり苦手だ。

湖にて

少々迷ったがあの湖にたどり着いた。車を降り、湖畔をギリギリまで進む。周りにはポツンとした外灯が続いているだけで、湖の深々とした厳かさだけが永遠に正しさを主張しているようであった。 僕は以前一緒にここにきた後輩が吸っていたたばこを少し前に寄っ…

without you

軽い別れ話を繰り返し言葉が事実になってしまった。大切なものだったはずなのに、相手にとっても僕にとっても。 いつも自分勝手だと罵倒された。心がいつも独りきりだったんだよ。彼女のすべてに憧れていた。彼女が太陽であったなら僕は月だったろう。 しか…

今日ご飯食べた後輩に 「○○さんは静かな人ですか?」 と聞かれた。静かな人…うーん、静かなのかな。 あまりペラペラとしゃべることは得意ではなく、頭の中で言葉を考えながらしゃべっている。ただ、最近その頭の中の構成がうまくできず、そもそも会話という…

夢のささやき

私には恋をするとその恋がまさに純然にそうであると確信できる、一つの出来事が起こる。 それはその人の夢を見るということである。 これはもはや通過儀礼ともいえるものだ。これまで好きになってきた男の子はすべて夢に見ていた。 あるときはすべてが無言で…

小さなころから大好きな季節が来る。その匂いを夢の中で私は感じていた。 雨の匂いに、暗い空、雫に満ちた植物たち。みんなが嫌うこの季節を待ち望んでいる。 傘をさし、無限に落ちゆくその音を聞くことの好き。シックで形の整った長靴を履くことも幸せに感…